妥協力を高める方法

婚活でうまくいかないアラサーの女性の行動パターンを紹介しました。
ここから抜け出るためには、「妥協力」を高めることです。
妥協力とは、目的のために、ほかのものを犠牲にできる力のことで、切り捨てるものが多ければ多いほど、妥協力が高くなります。
では、具体的にどうすればいいのでしょうか。

条件をひとつかふたつに絞る

妥協力を高めるのは簡単です。
結婚相手に求める条件を、ひとつかふたつに絞って、それ以外の条件は問わないことです。どういうことでしょうか。また「優先順位を決める」のと何がちがうのでしょうか。詳しく説明します。

たとえば次のような希望があったとします。

<結婚相手に求める希望>
・安定した職種で年収500万円以上(自営不可)
・容姿がわるくない
・ふつう程度の会話力がある(ふつうに会話できる)
・親との同居は不可

優先順位を決めると次のようになります。

<結婚相手に求める希望>
第一希望:安定した職種で年収500万円以上(自営不可)
第二希望:親との同居は不可
第三希望:ふつう程度の会話力がある(ふつうに会話できる)
第四希望:容姿がわるくない

このように優先順位を決めると、男性にピンとこない場合、たとえば「無口だったからNG」のように、優先順位が低い条件を「断る理由」にしてしまいます(詳しくは別のページにあります)。
そこで、ひとつかふたつに条件を絞ります。
何に絞ればいいのかというと「どうしても譲れないもの」です。

<結婚相手に求める希望>
・安定した職種で年収500万円以上(自営不可)
・親との同居は不可
※あとの条件は問わない

このように条件をひとつかふたつにして、徹底的に妥協することで、劇的に結婚しやすくなります。

イソップ物語の「銀の斧、金の斧の話」では「何事でも欲をかけば失敗する」と教えてくれています。
それと同じで、結婚もいろいろな条件をつくり、欲をかけば失敗するので、絶対に譲れない条件だけに絞り、それ以外の条件は問わないことにすることが大切です。
しかし、「そのようにすれば、結婚できるかもしれないけど、悪条件すぎる男性と結婚するのではないか」と心配に思う人もいるかもしれません。
でも、そうならない可能性の方が高いです。
なぜ、そのようにいえるのでしょうか。

スポンサード リンク


結婚生活の中で、切り捨てた条件には折り合いがついていく

もし妥協力を高くするために「会話力がある男性」という条件を切り捨てたとします。
そうすると、コミュニケーションがまったくとれない男性と結婚する羽目になるのではないか、と心配になるのではないでしょうか。
しかし、簡単には、そういう事態にはならないと思います。
なぜなら、そもそも女性が求めているだけの会話力、コミュニケーション力を持っている男性の方が稀だからです。むしろ、会話力やコミュニケーション力がある男性は女性ウケがいいため、「浮気性」などの欠点があることもあります。
たとえ、結婚した当初は、コミュニケーションがとりにくいと感じても、結婚生活を送る間に、あなたの気持ちも通じるようになるものです。

ほかの例もあげます。
もし妥協力を高くするために「容姿」という条件を切り捨てたとします。
確かに結婚した当初は、精神的に辛いかもしれませんが、人は皆、年をとっていきます。かつてはイケメンであっても、代、40代、50代になるにつれ、次第に容姿は衰えていきます。
だから、容姿という条件を切り捨てたとしても、長い結婚生活ではそれほど大きな後悔にはなりません。
「子どもが心配」と思うかもしれませんが、美男子、美人が子どもをつくっても美形とは限りません。
それに容姿は見慣れていくものです。

というわけで、切り捨てた条件の多くは、結婚生活の中で折り合いがついてくるものです。逆をいえば、たとえば「子どもは絶対に美形ではないと後悔する」と思うのなら、結婚相手の条件を「イケメン」にして、それ以外の条件を捨てる、というように、切り捨てると後悔するであろう条件に絞るといいです。

スポンサード リンク


妥協力が高い女性が、いい条件の結婚をしている

わたしは玉の輿にのった女性を何人も知っていますが、彼女たちに共通しているのは、妥協力が高いということです。
「エリート」「家柄がいい」「高収入」などの金銭的な条件以外は一切、考えておらず、男性としての魅力に欠けていても、ガンガンに言い寄っていました。
だから、結婚できたのですね。

アラサー婚活の成功法則のトップページへ